すこやかネットサポートセンター

東大阪市立縄手南中学校区
《パズルハイキング》

前のページに戻る
動画を見る
縄手南中学校イメージ1
はじめは、大人が中心であった活動もいまでは、自分から参加したいと100人も中学生ボランティアが集まる行事になっているようです。そんな活動の様子をご紹介。
動画を見る
動画の再生には、 Windows Media Player(無料) が必要です。下のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。

縄手南中学校イメージ2

縄手南中学校イメージ3

パズルハイキング

自然に恵まれた縄手南中学校区では、周辺のハイキングコースを利用して、ゲームやクイズをしながらグループで助け合って歩く「パズルハイキング」を行っている。
幼稚園入園前の親子連れや、小学生のグループなど約300名が参加し、低学年だけのグループには中学生のスタッフがリーダーとなって、一緒にハイキングをする。中学生がスタッフとして地域教育協議会の活動に参加するようになったのは、平成10年からである。

中学生スタッフ

当時、中学校の荒れが全国的に問題化した頃、中学校の生徒指導の先生から「学校での教育だけでは限界があり、地域でどうにか力を貸してもらえないか」との相談を受けた。地域教育協議会が運営する様々なイベントのなかで、かなりの数の子どもたちを集めることに成功していたが、中学生はほとんど参加しない状態であった。
もっと中学生に参加してもらいたいという地域教育協議会の思いと学校の要望が一致し、それならば行事に単に参加することを呼びかけるのではなく、中学生に行事のスタッフとして協力してもらうような形で呼びかけようという案が生まれた。
はじめは、生徒会や部活動の生徒たちを中心に参加していたが、次第に自主的に参加を希望する生徒が現れはじめた。そこで中学校内にスタッフ募集の張り紙をしたところ、70〜80名の生徒たちが集まり、平成16年の夏の盆踊りでは100人を越える中学生が名乗りをあげた。

子どもと地域の人との関係の変化

まだ中学生の参加が少なかった頃、金髪に染めた中学生に焼きそばやフランクフルトなどの模擬店の手伝いをしてもらった。彼らはいきいきと楽しそうに働いて、わずか2〜3時間の活動の中で、はじめは地域の人たちと目も合わさなかったが、その後、顔見知りになった地域の人と挨拶を交わし会話をするようにもなった。
地域の人と中学生との関係は、いままで見向きもしなかった、声もかけなかった、かけられなかったという関係であったが、両者の間は、顔と名前が一致する関係に変わり始めている。また行事に参加している小学生も、がんばっている中学生の姿を見て、自分たちも中学生になったらスタッフになりたいという思いが芽生えてきている。

大人のスタッフ

大人のスタッフは地域の幼・小・中PTAが中心だが、その任期が終わっても多くの人が地域教育協議会運営に関わっている。
地域教育協議会は、いわば地域の青少年健全育成団体全部が集まった連絡協議会といえる。各団体が役員を出し合って役員会を構成し、その内に運営委員会という実動部隊があるという体制だ。役員会で企画立案をし、運営委員会の全体会議で役割分担を決めて実行するが、それぞれの行事やイベント毎に実行委員会は設けていない。
これは、各運営委員会が自主的に決められた分担を責任持って運営するといった体制が確立されているからだ。
また、長年地域活動を支えてきた人たちが顧問として存在するのでその人たちのアドバイスが必要なときに得られるという理想的な体制にあるともいえる。
役員会と運営委員会という一本化された組織で活動を運営するといった体制が、円滑な運営を実行可能にしている大きな要素である。

今後の課題

行政等の補助金等での運営に頼っている状態では、これからの地域活動が思うように行かないのでは・・・と考え、自主的な財源確保を模索中である。