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豊中市立第八中学校区
《街角広場》

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地域交流の場として子どもからお年寄りまでが垣根を越えた交流をしている場所。自主運営で黒字経営をできているのは・・・・そんな街角広場の様子をご紹介。
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街角広場の開設

平成12年、豊中八中校区が国の「歩いて暮らせる街づくり」事業の、モデル地区に指定された折、地域でアンケートやワークショップ、ヒヤリング調査を行ったところ、ニュータウンで問題になっている近隣センターの活性化についての意見が多くあがった。
当時、豊中八中校区には地域交流の場がなく、「ゆっくりお茶を飲みながら、談話できるような場所が欲しい」という地域住民の強い要望があったことから、幼稚園、小学校、中学校の目の前にあるショッピングセンターの空き店舗に「街角広場」という喫茶スペースを開設するに至った。

自主運営へ

「街角広場」は「歩いて暮らせる街づくり」事業の社会実験という形で、半年間という期間限定でスタートし、全てボランティアによって運営されていった。
コーヒー、紅茶、日本茶が準備され、「お気持ち料」として100円をいただいくこととなった。テーブルやイス、コーヒーカップ、冷暖房機まで、地域住民からの寄付で品物全てが揃えられた。「街角広場」はすっかり地域住民の間に浸透し、期限が残り少なくなった頃には、「なんとか運営を続けて欲しい」という声が多く寄せられるようになった。市役所に相談すると「地域で運営していけるのなら、どうぞご自由にお使いください」と快く承諾され、「街角広場」は自主運営というかたちで新たなスタートを切った。
その後も「街角広場」は大盛況であり、心配していた運営資金も当初の予想を上回る来場者によって、黒字をキープしている。その蓄積は年に一度パーティなどを開き、地域住民に還元されている。

子どもたちの利用方法

開設当初から学校も関わって運営しているため、子どもたちは学校帰りに立ち寄っても寄り道にならない。子どもたちは喉が乾けば水を飲みにくるし、ケガをすれば手当をしにくるといったように、気軽に立ち寄れるスペースになっている。また休みの日などは、「街角広場」で待ち合わせ、前の広場で遊んだり、中でカードゲームをして遊んだりしている。
また、子どもたちはスタッフを「街角のおばちゃん」と呼んでいる。「子どもたちは私たちを、少々の無理も聞いてもらえる、お母さん以外の便利なおばちゃん、そんな風に思われているのではないですか」と、スタッフはそう言ってうれしそうに顔をほころばせる。「街角のおばちゃん」は子どもたちにとって、とても頼りになる存在のようである。

地域住民の利用方法

地域住民にとっては、世代の垣根を越えていろんな人と話ができる交流の場になっている。
小さな子どもを育てているお母さんたちは、家でゆっくりお茶を飲むことすらままならないが、「街角広場」ではスタッフや居合わせた地域住民が子どもをあやしたり遊んでくれるので、リラックスしてお茶を飲むことができる。
もちろん子育ての相談ができる相手も「街角広場」にはたくさんいる。
核家族化が深刻化する地域ではあるが、「街角広場」では子どもと高齢者との交流も盛んに行われ、ここで顔見知りになったことにより、道で会ったら挨拶を交わすことや、学校で行われる学習発表会や音楽会に高齢者を招待されるようになったりと、「街角広場」から様々な人の交流が生まれている。

学校と連携して教育コミュニティづくりをすすめる

豊中第八中学校区の地域教育協議会は、平成13年に設立して以来、学校園・家庭・地域が連携しながら、教育や子育てに関する課題を共有するとともに、協働して総合的な教育力の再構築を図ることを目的として活動をすすめてきた。
地域が主体となった活動を紹介した教育コミュニティ紙の発行や子育て講座の開催、地域の様々な団体が協働して行う八中フェスティバル等を実施している。
「街角広場」では、現在多くの地域情報がパネル展示されており、学校の情報も展示されるようになってきている。
「学校の様子がよくわからない」という地域の声もあったので、東丘小学校、第八中学校で行われている行事等を掲載した学校便り、学年便りなどを地域の方々に見てもらえるようにした。
小さな文字で文章が書かれているので「見にくい」という声が聞かれるかと予想していたが、「様子がよくわかる」とじっくり見ていく人が多くなかなか好評である。
また、「街角広場」で行われる演奏会等においても学校の部活動とリンクさせ、地域と学校が一体となった活動となるよう考えられており、教育コミュニティづくりへの一環として取り組まれている。